うちは農家なんですが、家の裏には大量の竹が生えています。竹の種類は孟宗竹(モウソウチク)という、日本でも一番多い竹です。
皆さんの家の周りにも生えてたりしませんか?うちの裏山にはアホみたいに群生しています。
最近この竹をなんとかお金に還元できないかと考えていました。というのも、農家に生まれたとはいえ出来ることと言えば、親の仕事を手伝うぐらい。
そこで自分でも何か作って、販売したいと思っていました。
そして、図書館で竹に関する本を読みあさりました。すると、竹というのはすごい可能性を秘めていると感じました。
竹を使った加工品
竹というのは色々な加工ができます。
- 竹炭
- 竹酢液
- 竹炭石鹸
- 農業用の肥料
この中で竹炭に着目しました。
竹炭は消臭や殺菌効果があります。水を美味しくしたり、お米を炊く際に美味しくする効果があると言われています。
楽天などの大手でも竹炭や竹炭石鹸などを販売している所は多くあります。私は個人なので大量生産はできませんが、小遣い稼ぎぐらいにはなるでしょうか。販売先はヤフオクを考えています。
竹炭の焼き方は結構難しいので、竹の加工会社か個人でされている人に教えてもらおうと思います。高知にも竹虎という、大きな竹を加工して販売している会社があるので、今度見学にでも行きたいと思います。
竹林の中で焼く竹炭づくり
こちらの動画は図書館で借りてきたDVDの中にも収録されていました。特徴は竹林の中でそのまま焼く手法です。
一見、火事になりそうで危ないですよね。なので細心の注意は必要かと思います。
この焼き方のメリットとしては竹炭の運搬が楽になる点です。
ご存知のように、竹は水分を含んでおり大変重いです。そこで一旦火を通し、水分を蒸発させることで持ち運びが楽になります。
農業用肥料にも使える
竹は加工して売るだけでなく農業用の肥料としても、すごい効果を発揮します。
ある農家の方が、竹炭を使った竹炭米というブランド米を5kgで3000円という高値で販売しています。お米5kgだとせいぜい1000~1500円だと思いますが、その高値でもすぐに売り切れるほど人気みたいです。
また、農業用肥料としては必ずしも炭にする必要はなく、細かく砕いて乳酸菌などで発酵させる方法もあります。
どちらにしても、農業にはかなり役立つ存在だと思います。
将来、自分で農場を好き勝手できるようになったら竹を使った農業をやってみたいですね。