TPPによる一次産業への影響│日本の農業はどのように生き残ればいいのか?

TPP

テレビでTPPをやってて、今更ながらTPPってなんだろう?と思ったので書いていきます。

TPPが日本で話題になった始まりは2013年2月23日に安倍首相がアベノミクスの1つとして、TPPへの参加を表明したことが始まりです。

TPPによる影響を危惧しているのは一次産業だと思います。実際僕の家も農業を営んでいます。

まだ農業の「の」の字も知らない若造ですが、もしTPPが成立したらと仮定して考えていきたいと思います。

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まずTPPとは

TPPとは、日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)の略称のこと。

引用:とはリサーチ

意味が分かりませんね。まず、環太平洋地域からしてよくわかりません。

環太平洋地域とは

太平洋そのものと辺縁に位置する国々や都市、島々を含む地域を指す。

引用:ウィキ

環太平洋地域

出典:www.kantei.go.jp

この画像を見るとよく分かりますね。「主にアメリカとの貿易を中心とした」とありますが、もしTPPが成立すれば、ほかの国との貿易も盛んに行われるようになるでしょう。

経済連携協定とは

外国との間において、貿易の自由化のみならず経済関係全般の広い分野にわたり連携を強化することを目的とした協定。

引用:ことばんく

難しい話ですが、要は今まで輸入・輸出にかかっていた税金を撤廃(やめる)する事です。これにはメリット・デメリットがあります。

メリット・デメリット

メリット

  • 輸出面では、日本の製品(カメラなど)を海外に売り出し安くなる⇒全体的な輸出額が上がる・利益アップ
  • 輸入面でも、海外の安価な物資・人を取り入れる事で、コストの削減、効率化を狙える。

デメリット

  • 海外から製品・畜産物がドット流れ込んでくるので、農業・漁業などの第一次産業は大ダメージ

産業別に見たTPPによる影響

第一次産業:農業、漁業、鉱業など

一番ダメージを受けるのが、一次産業だと思います。日本は土地が狭く、海外とでは生産できる規模が違います。

その割には消費は大きく物資が足らない為、輸入する必要があります。現在ではほとんどの物資が輸入に頼っているのではないでしょうか?

もし、TPPが成立し、海外物資が日本国民に許容されるようになれば、日本の国産物は危機的な状態になるでしょう。しかし、食品の安全性なども問われているので、そう簡単には成立しないと思います。

第二次産業:加工産業

二次産業は一次で生み出された、米・小麦・鉄などを加工する産業です。食品ではパン、鉄の加工品として自動車などが該当すると思います。

この産業はTPPによる恩恵を受けやすいと考えます。海外の安価で良い物を輸入して生産コストを下げたり、よりクォリティを追求しやすくなります。

また、加工品に自信があれば、海外に売り込む事で更なる収益を目指せます。

日本の農業はどうやって生き残ればいいのか

日本の農業は量・値段ともに海外に負けています。

勝っているのは安全性、品質、国産という信頼感でしょうか。

野菜やお肉の価格が低下するのは避けられないと思うので、生産量を増やしたり、価格を下げる必要があると思います。しかし、それをやってしまうと、まともに巨大な敵と戦うことになります。

敵は量と安さで勝負してくるので、その土俵に立っては負けてしまいます。

日本の良いところに「伝統や品質にこだわる部分」があり、そこは海外からも高く評価されています。

ということは、日本というブランドを付加し、輸出する事で、健康志向・富裕層の外国人に支持される可能性はあります。

しかし、生ものなどは輸出で時間がかかると劣化する製品が多いと思うので難しいとは思います。

本気でTPPと向き合う必要がある

つらつらと書いてきましたが、TPPを良い・悪いと取るかはその人次第です。

ただ、TPPが成立した場合の事も考えておかないといけません。

2015年1月時点では交渉中ということですが、いつ成立するかは分かりません。いくら国民が反対しても、決めるのは政治家なので正直どうしようないでしょう。

一次産業を生業としているなら真面目に将来の事を考えていく必要がある。このように思います。

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追記:トランプ氏がTPP離脱を表明

2016年の11月、アメリカの大統領にトランプ氏が就任しました。僕はヒラリー氏が勝つと思ってましたが、国民はトランプ氏のような人を望んでいるようです。

ビデオの中ではこのような事を語っています。

トランプは11月21日、就任後100日間の優先事項を説明する動画メッセージで、日米などが署名したTPP(環太平洋経済連携協定)から大統領への就任初日に離脱する考えを明らかにしました。

トランプはTPPの代わりに、雇用と産業をアメリカに取り戻すことができるよう、公平な二国間貿易協定の交渉を進めていくと発言しています。

引用:THE PAGE

ビデオを見て気になったのが「アメリカ」と繰り返し発言している点です。

難しい事は分かりませんが、世界の国よりもアメリカを第一に考えている。このような印象を受けました。

まだ安倍さんにはTPPに参加の意思はある

トランプ氏(アメリカ)がTPP離脱を表明した時点で、TPPの成立は不可能ではないか?国民がそう思う中で、安倍首相はこのように述べています。

ビデオの中で安倍総理は「厳しい事になってきたことは認識している」。しかし「我が国が意思を示すことができなければTPPは完全に終わってしまう」と発言しています。

改めて、安倍首相がTPP成立への意思があることを示しました。

ですが実際問題、アメリカが批准(参加)しなければTPPは実現しないようです。理由はTPPの成立条件にあります。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、参加12カ国が協定文書に署名した後、全参加国で議会承認など批准の完了を通告して60日後に発効する。

ただし、署名後、全参加国が2年以内に批准できない場合、TPP域内の国内総生産(GDP)の合計が85%以上を占める6カ国以上の批准で発効できる

国際通貨基金(IMF)の統計によると、2013年時点で米国のGDPが域内の約60%、日本は約18%を占めており、日米のどちらかでも批准できないと合計で85%以上に達しない。

引用:産経ニュース

つまりアメリカもしくは日本のどちらかが抜けた時点でTPPは実現しない。ということです。

今のTPP情勢を2分で理解できる動画

こちらはYoutubeで2016年11月に作成されたTPPに関する動画です。タイムリーな情報も含んでおり、非常に分かりやすい構成になっています。

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